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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

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SI(≒受託開発)とファイブフォース分析(まとめ)

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これまでのエントリにて、SIビジネスをファイブフォース分析してきました。 5つの項目それぞれについて、今回のエントリにてまとめ、 SIビジネスの方向性を示してみたいと思います。 新規参入の脅威:インド勢 システム構築経験によるクライアント業務の仕…

SI(≒受託開発)とファイブフォース分析(5. 供給業者)

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前回のエントリに続き、SIビジネスをファイブフォース分析してみる。 ファイブフォース分析の5つの視点 新規参入 敵対関係 代替品 買い手 供給業者 シリーズ最後のエントリとして、以下について述べる。 5. 供給業者 供給業者の脅威 以前はメインフレームか…

SI(≒受託開発)とファイブフォース分析(3. 代替品、4. 買い手)

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前回のエントリに続き、SIビジネスをファイブフォース分析してみる。 ファイブフォース分析の5つの視点 新規参入 敵対関係 代替品 買い手 供給業者 今回は、以下について述べる。 3. 代替品 4. 買い手 代替品の脅威 SIにおいて、成果物はいくつかのカテゴリ…

SI(≒受託開発)とファイブフォース分析(1. 新規参入、2. 敵対関係)

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前回のエントリに続き、SIビジネスをファイブフォース分析してみる。 ファイブフォース分析の5つの視点 新規参入 敵対関係 代替品 買い手 供給業者 今回は、以下について述べる。 新規参入 敵対関係 新規参入の脅威 SIは与信など、信用力がモノを言う。 シ…

SI(≒受託開発)の可能性を探る

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受託開発における2つのエントリを読んだ。 SIに責任ある立場として携わってきたものとして、これらの主張には納得できる。 と同時に、一度SIビジネスの現状と今後について、明文化したい衝動に駆られたので、 シリーズとして、複数回に渡ってエントリしてい…

アカウントSEとのぶつかり合い(後)

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さて、シリーズの最後になります。まず、僕がアカウントSEに対し、投げかけた主張は以下になります。 暗黙知の形式知化をもっと積極的に推進すべき ITSSにおけるITアーキテクト:アプリケーション・インテグレーションアーキテクトを戦略的に育成すべき 職務…

アカウントSEとのぶつかり合い(中)

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久しぶりに続編を書きます。 仕事の方で、ごたごたしており、個人的に頭をまとめる必要があり、 なかなか着手できませんでした。 さて、前回の続きから。 まず、僕が投げかけた主張は以下になります。 暗黙知の形式知化をもっと積極的に推進すべき ITSSにお…

業績評価&目標設定

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思えば、この下半期は激動の半期だった。 先の基幹系PJが成功を収め、クライアントに評価をいただけた事も手伝って、 戦略案件の受注に成功することができたのが、昨年夏。 それをもって今後、ビジネスが本格化していくことを見越し、 昨年末に私達はグル…

アカウントSEとのぶつかり合い(上)

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マネージャと喧々諤々な議論をしました。 彼は現在アカウントSE(顧客担当上級SE)として、各々のプロジェクトを 監査しています。 僕の上位上司(元上司)にあたる彼は社内でも有数な広範囲にスキルフルな エンジニアであるし、彼なりの回答を持ってい…

SIとフレームワーク 3

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SIerはどういった戦略に基づき行動し、利益を上げていけばよいのか? この仮説を考える前に他社が実行してきた戦略について考えてみる。 Case1:IBM 現在のIBMは かつて現在のマイクロソフトのように汎用機を含め、 一社独占体制であった米IBMは、まさにイノ…

SIとフレームワーク 2

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StrutsやSpringなどフレームワークの話題に事足りないSI業界。 もちろん、その中枢で働くエンジニア達は戦略思考であり、 フレームワークを使いこなせるのだと思いきや、そうではない。 優秀である事と頭を効率的に使う事は=ではない ≒どころか≠な人もいる …

SIとフレームワーク 1

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SIerについて考えてみる。 SEを職業としている方は理系出身の方が多い。(僕もである) 理系の出身の人は秀才で真面目な勉強家が多いし、文系出身でも技術についてこれる人は 理系の出身の人以上にがんばって学んでいる。 このように、優秀な人は大勢いる。 …

20分で素人にもWebアプリケーションがつくれます

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「10分で作るRailsアプリ for Windows」 をやってみました。 MySQLのインストールのときにトラブリ、10分は不可能でしたが、 30分もかからずにWebアプリケーションが構築できました。 所感はもうちょっと使い込んでから。 Tuigwaa(トゥイガー)も同様のEase…

arclampの鈴木さんに会ってきました(O-One)

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ちょっと遅れたエントリになります。 火曜に、第3回 O-One に行ってまいりました。 http://o-one.arrow.jp/blog/ 目的としては、O-Oneのディスカッションを聞くことはもちろん、 arclampの鈴木さんとお会いすることでした。 すると、審査員の中に豆蔵の萩本…

プロ志向と顧客志向

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現在、メインのプロジェクトとは別に、サブタスクとしてあるシステムの 改善に携わっている。 当システムは、本番稼動後のものであるが、業務に意図しない使い方を され、予想と異なる負荷がかかっているため、パフォーマンスが 良好ではないシステムである…