OUTPUTの大切さ
「成果」としてのアウトプットではなく、「意見を出す」という意味でのアウトプットについて書きます。
何に関しても自分の意見を持って、それを話したり文章に書くことは大切なことです。
そうすると、頭の中で論点がまとまり、自分がうまく言葉にできないところもわかってくる。相手が「わからん!」って顔をすると、より伝えようとするから、色々話すことができるようになる。
プレゼンテクの本を読んでもうまくはなりません。実践でこそ鍛えられるものです。
「なぜ」を5回繰り返すのはTOYOTA流ですが、それだけでなく「なぜ」に対する「回答」まで考えなければなりません。そして、その回答はあなたが立てた「仮説」であり、さらに「検証」までいけるといいですね。
- 物事に対して「なぜ」を考える ≪WHY?≫
- どうやったら解決できるか考える ≪仮説≫
- 本当に解決できるか実行、調査してみる ≪検証≫
これが仮説思考だと思います。
そういった意味で、意見を発信するツールであるBlogが広まってよかったなと思います。
かつて日本人がこれほど言葉を発した時代はない
by 高橋源一郎氏
これは真でしょう。
ただ、Web上と現実で明らかな切り分けがあるのを考慮しなければなりません。
Webでは饒舌でも現実世界ではだんまりの人もたくさんいると思いますし。
Blogって結構、毎日書いたりするのきついと思います。
それは「暗黙知」を「形式知」として出力しなければならないからです。
単なる日記としてつけるか、コンテンツとして内容を意味のあるものにするかでまた違います。
ただ、頭の中にあることを文字として書き上げることは確実に自分の頭に残り、整理されていきますし、リテラシー*1の向上にもつながります。
あと、ひとつ。本質的なことを書いている人っていうのはやっぱり話せる人ですね。
- フローを捕まえる
- 感想つきでストック
- アウトプットする
by naoya氏 はてなCTO
これをするだけで、段々意識が変わってくると思います。
さて、あなたはアウトプット、していますか?
*1:読み書きの能力