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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

システムエンジニアを選んだ理由Ⅱ

私は企業相手にプログラムを提供している学外サークルに所属していたが、
参加する動機となったのは、実業界と離れた世界である大学、そして
それを象徴する教授の知識に不満を感じたからだ。


アカデミックであることはビジネスとの乖離を生む。


そのサークルを率いていたのは、突出した能力を持っている一人のフリープログラマ
だった。
彼から「実際のエンジニアがどういった仕事をしているのか?」を聞き
そして、それが自分のビジョンとマッチしているのかを確認したかった。
彼に出会ったことで「本物のエンジニアの力量」を認識することもできた。


しかし、彼の仕事のカテゴリーが私のやりたいことと少々違っていたため、
社会人向け、ベンチャー企業向けの異業種交流会に出ては、エンジニアを見つけて
名刺交換をし、自分の中で実業務に対する知識を蓄えていった。


私は何がやりたいのだろうか?


常に自問自答していた。


それと並行して、インターンやセミナーなどに応募し、様々な学生と交流した。
学外の学生との交流、そして学外サークルの中での優れたプログラマ
との交流は、全て自分の立ち位置を把握するためだった。


自分が優れているところはどこで、自分には何が足りないのか?
それは伸ばすべきなのか?


それを踏まえ、自分は今何をやればいいのか?
そうやって力量を判断していった。


大学3年の初めから年末までは、以下の作業を行っていたことになる。

  • 仕事に関する情報収集
    • 書籍などで知見を養った
    • 本業の先輩や交流会で知り合った社会人の方に話を聞いた
    • 実際に仕事に近い作業に従事し、自分に問いかけた
  • 競合分析
    • 競合(他志望者)に対する自分の優位性、非優位性の認識
    • その上で何を主張すればよいのか

- To be continued -