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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

キャリアプラン≒戦略

「AS IS」と「TO BE」という言葉を知っているだろうか。

  • AS IS : 現状の姿
  • TO BE : 理想の姿


経営やシステムに対してよく語られる言葉だが、これは自分戦略にも応用できる。


ある「目的」があって、それを成し遂げるために自分が今、何をすればよいのか?
「目的」に到達した自分の姿を「TO BE」とすると、今の自分が「AS IS」である。


そして、「AS IS」である自分をどのように「TO BE」に近づけていくか。
これを支えるのが「戦略」である。


そう。自分のキャリアプランとは、まさに戦略なのだ。


戦略のない軍は次々と倒れていく。
しかし、孔明や孫氏のような優れた軍師がいれば、その軍は実力以上の勝利を
収めることができる。
その軍師は他ならぬあなたなのである。


優れたビジネスマンは優れた戦略の元、実行に移していったことを
忘れてはならない。


本来、成功した彼らの姿を見るのではなく、その人が
「どうやってそこにたどり着いたか」
に着目すべきなのである。


成功者の書籍などを読むとき、彼らが
1) どう苦労して 2) 何を実行していったのか 3) その背景には何があったのか
ということに着目してみるといい。
その「戦略」を自分のエッセンスにしてしまえばいい。


また、サクセスストーリーから学ぶべきものは、実は「失敗」なのである。
彼らは「失敗」を乗り越えて、「TO BE」に近づいていく。


マネックス・ビーンズ証券の松本大氏が

理念は高い方がいい

とおっしゃっていたが、それはこじんまりとした「戦略」になるか
大きな絵図を描く「戦略」になるかの違いが生まれてくるからである。


「今がいいならいい」という考え方は、戦略とは呼ばない。