技術力って何ぞや?
先日、私が所属している部で新人と二年目を交えた成果発表会がありました。
その中で、一番気になったフレーズ。
- 「技術力」をつけたい
そこで、ふと考えてみました。
システムエンジニアの「技術力」って何ですか?
システムエンジニアの「技術力」とは?
多くの人は「技術力」を以下のように定義します。
しかし、これらは、「技術力」ではなく「知識」だと思います。
一人一人定義は異なると思いますが、私は
- 技術力 = 落とし込む力
と定義しています。
例えば、顧客の仕様変更要件を聞き、それを実装レベルまで
落としこむ際のフローは以下のようになります。
- 顧客の要求を聞き(ヒアリング)
- 全体のフローをイメージする(全体フロー把握)
- 個々のプロセスをどのように実現できるかを考える(個別プロセス把握)
- どの程度インパクトがあるのかを見積もる(見積)
- 仕様書に落とし込む(ドキュメンテーション)
- 実装する(プログラミング)
など、抽象的な言語ベースのやり取りから実装レベルまで落とし込める人を
「技術力のある人」と呼ぶのだと思います。
つまり、
- プロセスとフローを理解し、それを様々な観点から表現できること = 技術力
ではないかなと思います。
この件に関しては、また深く記述したいと思います。