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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

SEのタスク;見積もり(前)

様々な要因を考慮し、仕様を満たすために工期を見積もることはシステムエンジニア
として欠かせないタスクである。
これから何回かに分けて、見積もりについて考えていきたい。


見積もりとはどういったものか具体的な例を紹介しましょう。

▼ 見積もりの例
SE:この仕様変更には150万円のコストがかかります。  これは、FP法(見積もり法)を基に算出しております。
顧客;そうか、でももう少し詳しく説明してくれないか。
SE:詳細の作業単位まで記述したWBSはこちらです。
  ドキュメント*1、一覧表示画面と更新用画面、データベースへのアクセスプログラムの作成が主になります。
顧客:なるほど、分かりました。

▼ 見積もり不足だと。。
SE:申し訳ありませんが、見積もりになかった項目が出てきてしまい、納期が遅れそうです。大丈夫でしょうか?
顧客:冗談じゃない。この仕様に関連した仕様変更を協力会社さんの方でも実装してもらうから、この締め切りまでにやってもらわないと困る。やってくれ。


さてさて、よくありがちなこの例ですが、見積もりについて紹介しました。
見積もりに必要なスキルとは、どのようなものでしょうか?
考えてみましょう。


次は、具体的にどういったスキルが求められるのか考察してみます。

*1:ユーザが仕様を理解するための外部設計書、設計者が実装するプログラマへ仕様を受け渡すための内部設計書などになる