arclampの鈴木さんに会ってきました(O-One)
ちょっと遅れたエントリになります。
火曜に、第3回 O-One に行ってまいりました。
http://o-one.arrow.jp/blog/
目的としては、O-Oneのディスカッションを聞くことはもちろん、
arclampの鈴木さんとお会いすることでした。
すると、審査員の中に豆蔵の萩本さんがいらっしゃるではないですか。
萩本さんとはmixiでのやり取りは幾度かさせていただいていましたが、
リアルに話すのは初めてのことでした。
mixiでもそうですが、@IT mixの際のお話も僕の視点にかなり近いところで
お話をされていました。
ちょうど「業務内容より実装技術に詳しい技術者の評価向上に役立つのはWeb2.0だ」
というディベートにおいて、上流・下流の議論になっていたのを、審査員として、
「上流や下流と切り分けるのではなく、いかに実装側の意見を上流に活かす。
はたまた逆の考え方の意見が欲しかった」と意見を出されました。
真っ先に名刺交換に行き、「僕も同じ意見ですごく嬉しかった」と
伝えました。
これ、本当にそうなんですね。
このあたりは、僕がSIerに入った当初に持っていたビジョンであり、
現在さらに確信を深めている部分でもあります。
Web2.0の時代において、技術者とUIの垣根が少なくなってきたと言えますが、
業務システムにおいても技術者と業務システムを実現するための要件の
垣根が少なくなってきていると言えると思います。
アーキテクチャで言えば、オープンシステム同士をいかに、
どのように組み合わせるか。オブジェクト指向、J2EE、AOP、O/R Mapping
…etc
はたまた、OSSをどうプロジェクトに活かすかなど。
業務システム構築において、実は以前より知恵を使うチャンスは
増えてきているんですね。
例えば、PMだけやっていればいいとか業務プロセスさえ理解し、
顧客との橋渡しさえ出来れば後は管理だけでいいという時代は終わりを
告げ、新しい時代に突入しようとしています。
SEが変わらなければなりません。
これはまた別の機会に深く追求したいと思います。
さて、萩本さんとほんの少しお話をさせていただいた後、
arclampの鈴木さんに名刺交換をさせていただきに
参りました。
http://www.arclamp.jp/
少ししか話せませんでしたが、やはり是非一度じっくり意見交換して
みたい方です。
今後も、積極的にアプローチしていきたいと思います。
今回のO-Oneでも優勝を飾られ、展開される理論は整然としていました。
彼は、サンマイクロシステムズとリクルートが共同で行った
マッシュアップコンテストで優秀賞を飾っており、
テクニカルでも並ではありません。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20218427,00.htm
一方、アーキテクチャにも深い造詣があり、僕は新時代のエンジニア
だと直感的に感じています。
そういったこともあり、僕は彼の大ファンで、一度お会いしたいと
考えていました。
要は行動ですね。
22時から友人とプラン打ち合わせの予定があったため、
その後のO-One居酒屋わいがやに参加できず、残念でしたが、
当面の目的を達成することができたからヨシとしましょう。
(実はこういった飲み会でこそ、本音やレアな意見が聞ける
ものなんですよね。)
で、ディベートですが、やはり自分が聴衆の側にいることを
悔しく思ってしまうんですね。
もちろん、次回はプレーヤーとして応募します。