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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

未来の開発に対して、予期して動く愉しさ

現在、進行中のプロジェクトは私にとって初めて、設計から
サービスインまで携われる(であろう)もの。


現在、外部設計フェーズでプロジェクト全体を通した
標準化のプロセスを定義しています。


今回、リスクを抱えた大きなチャレンジとなるのですが、
・ 1) 顧客側の開発フレームワークのパイロット導入
・ 2) オフショア開発の大規模採用
を含むためです。


私のToDoは、開発フレームワークの導入コストに
おけるオーバーヘッドを防ぎ、かつオフショア開発をいかに
成功裏に終わらせるかといったところです。


そこでまず、品質・コスト・納期(QCD)に対して、それぞれのフェーズに
おける施策、そしてその施策をアクションプランまで落とし込んだ
マトリクスチャートを作成し、それをメンバーと共有、
個々のプロセス策定を具体化し、現在詰めていっています。


フローは頭の中で出来ているので、いまは実際にそれぞれを
ブレークダウンしていっている段階。


先週末から、中国から女性のブリッジSEの方に来ていただき、
これまでのオフショア開発のやり方をヒアリングしています。


やはり、今回の案件ほどオフショア開発に重きを置いたプロジェクトは
過去経験がないと分かり、不安に思うと同時に、どうやって
成功に導いてやろう!と血がふつふつとたぎるのを感じます。


WBSにアクティビティを落とし込み、リソースを把握し、
線引きをする。
現在、私をリーダーとして4名のメンバーで標準化を中心とした
タスクを割り振っていますが、このアクティビティまで落とし込む
作業は私にしか出来ないのです。


こういった作業を行うとき、これまでやってきた経験がすべて
身になっていることを感じます。


不満であったこと、だけど改善していったこと。
その頃の視点、スキルでは達成できなかった点。
これらを活かしている。
その経験は決して無駄ではなかったということです。


未来に対して、起こる事象を予期し、先にキャッチアップしておく。
もしくはキャッチアップする仕組み、体制をつくっておく。
それをブレークダウンしていき、インプリしながら、壁にぶちあたる。
でも、その壁を乗り越え違うアプローチなり、プライオリティの高いタスクに
優先的にメンバーの時間を配分する。




やることすべてに楽しみを覚えています。
私、そしてメンバーと議論し、予期したプランが当たれば、
きっとうまくいくでしょう。


そして、11月中旬には中国に渡航し、現地でのリーダーとして
最初の旗振りを行ってきます。


よっしゃ、わくわくしてきた!