事業を遂行するのに大切な３ステップ

事業は「創って」、「作って」、「売る」の３ステップによって、
成り立ちます。

マーケティングはいろんな側面を持ち、「売れるように創る」
場合もあるし、「作ったものを売る事を促進する」場合もありますが、
上記の３ステップを加速されるための補助輪のようなものです。
（もちろん、補助輪がないと３ステップが細いサイクルになって
　しまうために、必要な補助輪ではありますが）

世にあるいくつかの業態を上記の３ステップに照らして、
見てみようと思います。

◇ CAFE

店の形態自体はけっこう決まりきったもの。
店舗を借り、食器とテーブルと椅子を用意します。
ただ、デザインやコンセプトは「創って」の企画的要素が強い。

いったんそれが決まって店が出来てしまえば、
ひたすら「作って」「売る」のサイクルを繰り返します。

「売る」の部分に関しては、店で出す珈琲以外にも
タンブラーや珈琲豆を売っている店もありますね。

◇ メーカー

メーカーは「創って」、「作って」の部分を担当し、「売る」は
販売会社が行います。

電機メーカーにとっては、ヤマダ電気などになるし、
トヨタなどの完成車メーカーにとっては、ディーラーがその役割になります。

工場だけを提供し、企画書に沿ってモノを作る事に特化するのが
ファブレスという形態です。

ファブレスは「作って」に特化したビジネス。
生産に特化した工場をアウトソーサーとして用意します。

◇ 販売代理店

販売代理店業は最後の「売る」だけで成り立ちます。
例えば、光通信などの通信回線業者などがこれにあたります。
フランチャイズもこのカテゴリにあたるのではないでしょうか。

◇ 広告代理店

広告代理店業だと「創って」がクリエイティブディレクター、
「作って」がコピーライターやアートディレクター、
「売る」は営業担当者になるでしょう。

◇ まとめ

さて、ひとくちに「事業」といっても形態はざっとこれだけあります。

自分はどこを目指しているのかによって、
携わるべきところが変わってくるはずです。

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