CGMマーケティングは未知数
「B2Cは読めない」
様々な会社に面接に行ったけど、口々に経営層の方はそうおっしゃっていました。
「ユーザーの登録数やトランザクションは思ったように伸びてくれないし、
異常に伸びるケースもある。予測と対応が難しい。」
これは、toCサイドの話。
toBはトレンドや営業の現場感、サービス認知度の向上である程度は予測可能。
さて、CGMマーケティングはB2B2Cになります。
B2Bは広告の部分で、B2Cはユーザーがどういうメディア・コンテンツを
つくるかといった形になります。
例えばミクシィだと
- B2B:右上にインテリジェンス(よくDODAの広告が出てる)
- B2C:日記を書いたり、mixiミュージックにアップしてる私たち
さて、私はサービスの企画・運営を担当しているので、まず案件ベースで
営業とB2Bの広告をどういう風に出すか、すりあわせを行います。
ここのキーは、クライアントにどういったバリューが出せるか
というところです。
CGMは、マスメディアとは違うので、差別化ポイントを明確にしていきます。
そして、それを詰めるためにB2C側の交渉に入ります。
自分ではなく、第三者的な視点とレバレッジをCGMという要素で突っ込む。
ここでのキーは、不確定なユーザー心理をいかに理解し、確度を高められるかという事。
上記は似ているようで、異なる視点を求めるため、
ここに参入障壁が低いようで、高い理由があります。
その障壁に負け、サービスは投入しても売上的にちょびちょび、
最悪はゼロという会社があります。
例えば、web2.0系企業には、プレスリリースだけ先走っているところが多く、
これには驚かされます。
いわゆるマネタイズできていないというやつです。
はたまた、システムには興味ないけれど、ビジネスモデルと
それを回転させるスキームをある程度作り、
うまくプレスリリースを打てる会社は突き抜ける事が可能。
この分野は難しいけど、まだまだ未開拓であるだけに、
エキサイティングな世界だと思う。