代理店確保もマネタイズの一環

起業、つまり事業の立ち上げはアイデアだけでは成り立たない。

1. ビジネスモデルのアイデア
2. 資本金集め
3. 販売先確立
4. 回転

が必要。
で、1と2だけと考えている人が多いけど、3と4もかなり重要で、実は1と2が貧弱でも3と4でばりばり営業利益を稼いでしまい、アイデアは優れているが波に乗れない会社を巻き返す事もできる。

1と2に偏る会社をアイデア型。
3と4に偏る会社を回転型。
とすると、例えばドリコムはアイデア型、サイバーエージェントは回転型になる。
ドリコムはアイデア型から回転型へのシフトがうまくいかず、サイバーエージェントは回転型をさらに加速させる事で、事業を波に乗せました。

さて。

こんな事を考えたのも、いままさにCGMをビジネスにする業態は変革期を迎えていて、回転型が勝者になるフィールドにシフトしつつあるのを感じたから。

いま、こつこつとクライアントや代理店に成果をつくってきた仕事が、波に乗りつつあるわけです。

やっぱ、数と成果に素直になるという事やなと。

キャンペーンの場合、案件の実施をトリガーに一気に先方との距離が近づき、かつそこからクチコミで案件がもらえるという流れがある。

まずは成果を出す事が必要。
そして、後は数当たって芽をまいていけば、その数に比例して引き合いは増える。

アイデア型から回転型へのシフト。

いかに回転させるか、という点に軸を置いて事業を考えるのも成功には欠かせないな。