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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

スーツとギークの間の人

先日、人と話してて「自分の事をタイプで表すとどう思う?」
と聞かれて、とっさに「調整型野心家」って答えた。


相手は「ははっ、いいね!」と笑ってたが、なんだかしっくりくる、なんて思った。
私も笑ってしまった。
笑うって、大事な事だと思う。


私はWEB2.0のテクノロジーのほぼ全てはキャズムを越えられていないし、これからもしばらく越えられないだろう。
と思っている。


京都に回帰したはてながぶつかっているのは、まさにそこであって、
私はそのキャズムを越えたところに答えを見出だしている。


j-kondoの日記:たこつぼ
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20080412/1207953693


本当にそういうものが必要なのはアーリー・マジョリティーではなく、
レイト・マジョリティー以降のはず。


私は広告業界に入って、ことさらそういった断絶を考えるようになった。


以前、「新しい形の広告」という形で知人の前でセミナーをやったが、
UNIQLOCKやUNIQLO JUMPは誰ひとりとして知らなかったので驚いた。
現状はまだ一部の人にしか届いていない。
もしかすると、アド・アワードのように広告業界だけで盛り上がって
しまっている可能性もある。


私自身、その断絶した部分に対するアプローチとして、
現職につく前から、仮説・検証を試行錯誤し、ある手法とニーズを確信しつつある。


事業化するものは、自ら湧き出たものの方がいい。
踏ん張りや思考の深みが違うから。


で、私の強みとしてはそういうシーズがあった時に、それから可能性を
引っ張りだして繋げられる。スーツとギークの間の人間として。
しかも、モデルがまだないものであっても。


そんな側面が自分にはあるのかもしれない。


某会社のCTOとお会いした時も「スーツとギークの間の人」
という直感があった。
その会社は新しいビジネスモデルとシステムアーキテクチャを持って、
世にそれらのビジネスモデルを問い続けている。


キーとなるのはそういう裏方的に支える「スーツとギークの間の人」
なのかもしれないなー、なんて。


ま、とりあえず近々面白い機会がたくさんありそうで、ワクワクします。