仕事の型を身につけるのに3年は必要なのか?
陸上競技の話でも、プログラミングの話でも、ゲームの話でも、
すべてに共通するのは、
「型」が身について自分のものになるまでには
それなりに回数をつまなければならないし、
逆に「型」なしで自分のスタイルで始める場合にも、
自分なりの「型」が見えてくるのは、
やはりそれなりに経験を積んだ後である。
型と自分のスタイルとそれに要する経験と時間について via 小野和俊のブログ
大企業、ベンチャー企業と経験してきて思うのは、
「大企業で石の上にも3年と思いながら、実績を上げるまでやれた事」
が、どれほど自分にとって大きな事だったか。
そこで、私が身につけたものは何だったかというと、
この小野氏のエントリを見てはっきりした。
それは、「自分なりの型」だったんだと思う。
より具体的に言えば、「プロジェクトマネジメント」という型だ。
なぜ3年なのだろうか?
成長曲線は途中からギュギュっと傾きを上げる事はよく知られているが、
具体例はないのだろうか?と思ったら、あった。
中学生、高校生は3年間で区切られる。
中学生、高校生は3年でカリキュラムが組まれる。
そして、その期間を通して学業と部活をする。
これは、欧米も同じ年数をこなすわけで、恐らくは「3年」という数字
には何かしら意味があるのだろう。
だから、「石の上にも3年なのかなあ」と思ったりした。
凡人でも、「型を身につける」ところまでたどり着くまでに
最低限必要な期間として、そのくらいの年数が必要なんだろうなー。
なんて。