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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

財閥と企業の過去のつながりは知っておいた方がいい


これは特にベンチャー畑の人は接点があまりなく、
知らなかったする事が多いとは思うが、知っていた方が
役に立つ知識(かつあまり表に出てこない知識)として
挙げておきます。


それは「財閥と企業の過去のつながり」についての事です。


Wikipediaのリンクを張っておきますが、正確性については検証しません。
取り急ぎ雰囲気だけつかんでもらえるといいと思います。



経緯として、日本三大財閥である三菱、住友、三井を始め、財閥に関しては、
戦後の日本占領時にGHQ主導で「財閥解体」がなされています*1が、
当時の財閥グループはその後ゆるやかに再結成しています。


新聞や雑誌ではあまり語られる事はありませんが、
背景情報としてどの企業がどの財閥に属するか?という事を
メタデータとして知っておくと、役立ちます。


例えば、どの財閥に属した企業かという事が
「給与振込口座がデフォルトでどの銀行か?」
という事につながるでしょうし、
「どの財閥に属していて、過去どういう経緯があったか?」
という事が提携などにおける1ファクターになっている事が多いのです。


また、インドや中国にも財閥があり、それらの企業群の動き
も「どの企業がどの財閥か?」を知っている事で把握しやすく
なります。
インドの財閥系企業 via インド新聞 スタッフブログ
中国財閥の正体 (単行本) via Amazon


私もこのあたり詳しいわけではないので、
一度体系的に整理したいところです。

*1:確か戦勝国にとって経済力による潜在的脅威のため、だったような気がする