飢餓感とキャリア
1) 高パフォーマンスをドライブするのは飢餓感である。
これは原体験からくるもので、どんなに学生を厳しく指導しても、
飢餓感だけは教えられない
2) 苦痛を楽しむくらいの変態、マゾでないとやれない仕事がある。
生まれながらにそうである人は少ない。
自分を改造できた人、自分を駆り立て続ける内燃エンジンを
作った人だけにできること。
屈辱感、謙虚でもこれだけは譲れないというプライド、
といった動力がないとできないこと
3) 理系だとか、専門の分野はこれだとか、教授になりたいとか、
自分にラベルを貼ったら終わりである。
リーダーシップ、 マネジメント、クリエイティビティ、
これらは全部、ラベルを貼れてしまうようなものの外。
自分をどこにポジションするか考え抜くこと
4) 異分野にしても、大学と企業にしても、
一緒にやろうと思ったら、外のすべての言語を理解し、
しゃべれないといけない。
それは、 相手を心から尊敬してはじめてできること
5) 人を育てることは、手取り足取り指導することじゃない。
自らヘンな人になって、背中を見せ続けるしかない。
上のようなことを期待しても、ほとんどの人は結局つぶれてしまう。
突然変異を起こす人が1/100でも出ればよい、 と思って臨むべき
本質的な指摘だ。
飢餓感=ハングリーである事、はすごく重要だと思う。
足りないって本気で思ってたらアクションするんだろう。
アクションしないんだったら、それほど餓えてないって事なんだろう。
言ってるだけであれば。
だって、腹減りまくったら、食糧なかったら、外に狩りに行くでしょう。
食糧があったとしても、ちっぽけな飯には我慢せずにもっとうまい飯を
探しにいく。
アクションしないって事は、洞窟にこもって、
「食い物こねえかなー」とか「今ある食い物で十分満足!」
って思ってるって事だから。
だから、本気で腹減ってないって事だよね。
本当のところでは、そこまでの飢餓感がない。
だから、言うだけで満足するんだろう。