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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

で、本当にソーシャル系Webサービスは浸透するの?

めちゃくちゃざっくり分けると、下記のように感じていて、
各カテゴリー間にとてつもない壁がある気がしてる。
(こう分けてしまうのは、人間のラベル分けのようで
不快かもしれないけど、説明のため、このように表現します)

  • カテゴリー1
    • クックパッドを読むひと
    • mixiを読むひと
    • モバゲー・GREEを読む・やるひと
    • 価格comを見るひと
    • 好きなブランド、ほしいと感じているブランドのWebサイトを見るひと
    • Youtubeを見るひと
  • カテゴリー2
    • mixiに投稿するひと
    • クックパッドに投稿するひと
    • モバゲー・GREEに投稿するひと
    • @COSMEを見るひと
    • ニコニコ動画を見るひと


Web2.0が盛り上がって以降、
カテゴリー3にいないと、とてつもない機会損失をする気が
していたけれど、結局自分もあまり意義が見出せなくなってきた。


費用対効果として、時間の使い方として適切なのかな?と感じて、
時間配分を考え直そうと考えている。


カテゴリー3のひとはそこだけのコミュニティを眺めて、

  • 全部共有すべきだ!
  • クローズドなサービスは、オープンにすべきだ!
  • セレンディピティがめちゃすごい!

と思っている。(かくいう自分も)


一方、カテゴリー1、2のひとは、リテラシーの向上につれて、
カテゴリー3へ変化すると思われていたが、
一向に変化していないんじゃないかな。


事実、自分は2007年初めから意識してカテゴリー1、2のひとと
交流しているけど、mixiやモバゲーの外に出る気配は一向にないし、
カテゴリー3のサービスは、そもそも認知されていない。


個人的には、カテゴリー1、2の人が一般的な消費者像だと思う。


カテゴリー3のコミュニティ内でセミナーとかやって盛り上がり、
可能性ばかりを議論するんじゃなくて、
他のカテゴリーのひとをいかにカテゴリー3へ
引っ張ってくるか、を考えた方がいいのかもしれない。


でないと、そもそものマーケットサイズが小さいままだから、
ビジネスとしても広がっていきにくいんじゃないか?


ビジネスとして広がらなければ、開発者もHappyになりにくい。


だから、カテゴリー1、2のひとに対して、
明確なプレゼンをしていく事を担う役割が今後必要になるよなー
とか思う今日このごろ。

  • p.s.

ブログはホリエモンがマスメディアを経由して
認知を広げたが、それでもアクティブユーザー数では
mixiに全然勝てていないだろうね。
(放置ブログはたくさんあるけど)


また、ソーシャル系のWebサービスは
誰もマスメディアからアプローチできてない。


そこでというか、年末年始、GREEとモバゲーが
TV CMをバンバン流していた。


アピールしていたのはゲームがタダで出来る、ということ。
会員登録まではそれでいいと思う。


TV CMというマスメディアで、サービスを認知させ、
インセンティブとしてのゲーム提供で、会員登録の敷居を乗り越えさせる。


このプロモーションで12月、1月でどれだけユーザー数が
伸びたか、発表を楽しみにしたい。