Just blogged

元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

なんで高いスーツを買おうと思ったの?

ワタシ、個人的な理由。

ストーム・システムとの出会い

とあるきっかけで「ロロ・ピアーナ」のストーム・システムに触れ、今冬はそのストーム・システムを買いつつ、改めて色々なスーツやマフラー、ニットを漁った年だった。その中で「ロロ・ピアーナ」「ゼニア」と試着して、ピンと来たのが「カルロ・バルベラ」を生地とするスーツでした。

スーツには新卒時に高級ブランドのものを買って痛んで以来、「消耗品だし」、とあまり高い金額を出す程度の興味を持てなかったのですが、年齢と役職的にある程度の質感のある服を着る必要が出て来て、色々と漁ってみたというのが経緯ではあります。 それに、ケアすれば何年も持つって知識として仕入れたといのもあります。

質感のあるスーツに興味を抱いた理由

で、実はこれ、前置きがあって、最近海外ドラマを結構見ているのですが、その中で、

・シャーロックを見ていて→チェスターコートいいなぁ。(シャーロック、ワトソン)

・スーツ、ホワイトカラーを見ていて→質感のあるスーツっていいなぁ。(ハーヴィ・スペクター、ニール)

ってのがあったのですよ。

SHERLOCK(シャーロック)3|NHK BSプレミアム 海外ドラマ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」

海外ドラマ『ホワイトカラー』| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

そこで、長い時間かけて徐々に「いいなぁ、欲しいなぁ、着たいなぁ」となっていったという。 で、気になって来ると金融系とかコンサルファームの人間ってそういったものをきちんと着てるのが分かって来る。 広告の手法で見ると、遠巻きにはPRの中の「プロダクト・プレースメント」に入るのかもしれないけど、 そこで知覚(目覚めて)して、購入に至るっていう購買までのファネルの経路が、複雑だよなと自ら感じた次第です。

でも、やっぱりファンが大事。品質で報いる事でファンがアップセルになる。

ちなみに、結局そのスーツは以前カシミヤのマフラーやセーターを買って、ケアすると長年痛まずに着れていた、 という所で買っている。 そう考えると、最初にファンになってもらう事で、いつの間にかハイエンド層になった時の お眼鏡にも叶う(ブランド展開がそうなっていれば、ですが)とも言えるかもしれないですね。

自らが感じる、というのが何よりも説得力を持つ、と思う。