成長した教え子

以前、明光義塾でアルバイトしていた頃があり、その頃の教え子と再会しました。
当時中３だった彼は、もう１９歳。高卒で居酒屋で働いていました。

どこか飄々としていて、気分屋でしたが、気合入れたときはちゃんとやる。
センスがよく、憶えが早い。そういった気風の持ち主でした。
いままで教えた中で、一番自分に似た感じを受けた生徒でした。

なんで、働き出したの？と聞くと

「大学に行っても、大学でやりたいことがないから。」

そういった彼は、今は居酒屋の経営者を目指して、大手門にある頑固親父の焼き鳥屋でいろいろと学んでいる最中。
そして、天神のチェーン店からオファーがかかり、５月にそちらへ移ることになったそうです。

「今の店は今の店でいいところはたくさんあるけど、それだけでは視野が狭くなる。
天神・大名の一等地で、客足やお客さんの求めるものを知りたい」

力のある表情でそう言いました。

また、彼は高校生ながら多額の賞金がかかったビリヤードの大会で大人相手に優勝してしまうほどの腕の持ち主でした。

「いつもの実力を発揮できれば優勝はできる。
だから、大切なのは本番でいかに自己暗示をかけられるか。」

一線級同士の戦いの中で、そういった事を敏感に感じていました。
その中で、やはりそういった一線級の中に入っていき、さまざまな事を感じる事が
いかに大切かといった事をせつに感じました。

愛車：ドラッグスターに乗って、どういった未来への道を切り拓いていくのか。
将来が楽しみです。