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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

林檎とオンナゴコロ

あなたはすぐに写真を撮りたがる
あたしは何時も其れをいやがるの
だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない


あなたはすぐに絶対などと云う
あたしは何時も其れをいやがるの
だって冷めてしまっちゃえば 其れすら嘘になるじゃない


あなたはすぐにいじけて見せたがる
あたしは何時も其れを喜ぶの
だってカートみたいだから あたしがコートニーじゃない


「ギブス」 椎名林檎


彼女の詞、好きです。




大切なのは「イマ」。
彼女は今の事を切に歌う。





「ここでキスして」もあくまで「ここ」なのだ。
東京事変のトラック「秘密」も生々しいほど、「今」。


変わってないなって思った。






彼女は「グランジ」というジャンルで音を表現し、
古文を混じえた文字で詞を表現する。
自らコスプレし、扮装する。






激しさと奥ゆかしさの対比。




すごく直接的な音、そして詞なんだけど、古文という要素がバランスを取る。






でも、それがオンナゴコロを表現している気もする。
こんなにときに激しく、深いんだよ、と。



わかってよ!みたいな。






だからこそ、メインストリームの楽曲からこんなに離れていても、
女性の支持を集めるのかな?