OUTPUTのススメ
今、改めて【FRI Magazine】を読みなおしています。
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/09/P0000975.html
河合さんの成長メソッドに僕は大きく影響を受けている
(転職の際も大いに参考にさせていただいた)わけですが、
彼の言うところの「OUTPUTする」という事は癖づけてきたつもり。
僕にとって、OUTPUTとしての表現の場の1つが、このブログ。
このブログは僕のポリシーが詰まっているもの。
中には間違いもあるだろうし、論理が破たんしているところも
あると思う。
でも、それでも表現する事に意味があると思って続けている。
さて、河合さんの主張をひっぱってきてみる。
もし、自分の主張に論破される穴があるとしたら、
それをいち早く知っておく必要があるのだ。
だから、「怖い」とか言って、逃げている場合ではないのだ。
論破されるのが怖くて自分の主張が言えない人間は、
結局は、学歴とか資格にすがるしかない。
コンテンツで勝負するのが怖くてできないのだから、
本質的でないところで戦うしかないのだ。
私は自分でバカなことを言っていると思うし、
自分の主張も欠点だらけと分かっている。
過去の投稿の文章を読んでいると恥ずかしくて顔が赤くなってくる。
しかし、そんなこんなも、すべてさらけ出し、自分の穴を徹底的にふさぐのがスキルアップの最も確実な方法だと信じている。
自分の欠点や甘さをひたすら隠し、資格取得に時間を捧げる
などというのは、逃げているだけではないか、と思うのだ。
【FRI Magazine】104号
プロフェッショナルビジネスマンへの道 〜私の勉強法
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/09/P0000975.html
これは本当にそう感じる。
もちろん、フレームワークも大事なんだけど、そこに息吹を与えるのは
他でもない当人の主観的な意見。
そして、その主観的な意見に
- どう客観性を持たせるか。
- 本質を突くか。
そして、これらを磨きあげる事が、ナレッジワーカーの付加価値そのもの。
これらは日々のOUTPUTなしでは持てないスキルだと思っている。
パートナークラスまでいってる著名コンサルタント(山本真司さんとか)
も総じて「OUTPUTせよ」と言っています。
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更に今後は、あるコンテンツに対して、流入するトラフィックが多面化する事は確実であり、そのコンテンツが価値があるか否かが今以上の価値となってくる。
例えば、ブログにしても検索エンジンをはじめ、コミュニティメディアや
各フィードメディアが既に流入経路として多様化している。
YoutubeもブログやiPhoneなど多方面のプレゼンテーション層を持つ。
これらの状況の変化は、コンテンツが今まで以上の価値を持つようになる事を
意味している。
で、OUTPUTするためには必然的にその数倍INPUTしなければならない
ので、INPUTする癖もつく。
OUTPUTを癖にしているビジネスマンは意外と少なく、
特に日本は自分なりのメソドロジーや意思を共有する文化がないため、
これからの「参加の時代(participation age)」にグローバルレベルで
行き遅れるのでは?と不安になる事が多い。
ブログとかきっちり書いてれば、結構面白い事態に遭遇(社長クラスと
コメントのやり取りができたり)したり、こういったイベントに呼ばれたり
もするのです。
というわけで「OUTPUTのススメ」です。