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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

知的探求心はロジカルに現象の原因まで追及させるエンジン

最終的には自分の主張への揺るぎのない自信が必要不可欠な
こととのこと。
これも実にもっともな指摘。自分の主張に対して中途半端な自信しかない
ままで、過去に決められたことを覆そうとしても玉砕をする可能性
が非常に高いので、多くの人は飲み屋で「うちの組織は馬鹿だ、阿呆だ」
と無意味に発散して終わってしまうのだろう。


先例を覆す上で最も重要なこと
via Casual Thoughts
http://d.hatena.ne.jp/ktdisk/20080510/1210522287


徹底的に追及するという意味で、必要不可欠な要素が「知的探求心
だと思う。


「あれ、なんでこうなってるんだ?」とか。
「絶対こうなるはずだ!こう、こう、こうだから」とか。


前者を追及する事は「問題解決」に役立つ。
「まあ、そんなもんだよね。」で終わってしまったら、
その事象は知恵まで昇華されない。


後者はいわゆる「仮説思考」であり、しっかりした事実が
土台に置かれた仮説を立てるからこそ、次回実施時によりよくなる。
いわゆるPDCAサイクルが回る。


「知的探求心」っていうのは、こういったところを深いところまで
追っていくために必要不可欠なエンジンなんじゃないかと思う。


なにせ、世の中ではあらゆる事象が複雑に絡み合っている。
円、ドル、ユーロ、先物、株式だけでもカオスである。
そこには消費者物価指数やら、FRB・日銀の声明やら、
政治(戦争、法律、大統領選挙)なんかが絡んでくる。
こういった思考を鍛えるのに事欠かない。


またインターネットが普通になった今、目の前に様々な「現象
リアルタイムでじゃんじゃんやってくる。


それをスルーするか、「えーとえーと」と無意識に考えるか。
要はそこなんだと思う。


そこで、初めてロジカルシンキングを使って、起こっている事象
に対して、事実を整理していくわけだ。


ロジカルシンキングが先に来ても、整理が得意なだけであり、行き詰まる。