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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

素直に感動するこころと感受性の関係

作中の人物の気持ちになって、はらはらどきどき、
泣いたり笑ったりの物語の世界をともに生きるのだ。
感情移入の力と肝心の言葉の力が磨かれないはずがないのだった。
それこそコミュニケーション力の基礎である。


via 書籍「傷つきやすくなった世界」石田衣良


素直に感動するこころって大事だよね。


映画も小説もテーマパークも。
この前「ディズニーシー」に初めて行ってきたけど、そこでも。
そういう場では、斜に構えずに、その「場」を楽しむ事にしている。
で、人としての深みっていうのはそういった経験をいくらできるか?
にかかってるんじゃないかなあと。


小学校の頃、吉本興業なんばグランド花月に行った時に思った。


当時、チャーリー浜が「〜じゃ、あ〜りませんか」というセリフ回しで
全国的にヒットしていた頃で、彼も出演していた。
隣にいたばあちゃんは笑ってたけど、私的にはそんなに面白くなくて、
見ていて当初は、「何が面白いんだ?」と思って見ていた。


進行していくうちに、本質的にはそうじゃないんだなーと思った。
みんな「笑うために来ているんだな」と。


観衆側に、すでに笑う準備はできているわけ。
私みたいに「ほら、笑わせてみ?」って気持ちじゃない。
そして、芸人達はその「笑いのトリガー」をそっと引くために芸をする。
踏み込みすぎず。深すぎず。下品すぎず。


だって、「ほら、笑わせてみ?」ってなって笑わない理由がない。
どうせならみんなと一緒に楽しめばいいじゃないか。


「そうか、そうか。その場を楽しむ事が大事なんだ。」
それ以来、斜に構えずに、その場を楽しむ事にしている。


でも、感受性ってそういったところで磨かれると思うんだよね。
一緒の空気感を味わってみてはじめて、「なるほどなるほど」ってね。
そうやって人の気持ちを理解していくんだよ。
あ、もちろん恋愛もね。


そういう経験をたくさんしてる人とは話してても楽しいよね!