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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

大企業と安定の関係

  • いま、目に見えるものでしか判断できない人と、目の前にあるものを基盤として、将来何が作れるかまで見通せる人。
  • 悲観的で物事のネガティブな点や人の欠点ばかりが気になる人と、とかく楽観的で物事のポジティブな点や人の長所をくみ取れる人。
  • 現状に飽き足らず不平・不満ばかりがいつも口に出る人と、たんたんと目の前にある仕事をこなしつつも、その不満な現状をつくりかえようとする人。
  • メジャーなブランドが好きな人と、メジャーでないことがむしろ好きな人。
  • 自分なりの明確な判断軸を持っていないのでいつまでも決められない人と、ぶれない軸をもって即決できる人。
  • 指示されないと動けない人と、指示がない方がむしろ動ける人。仕事を与えられないと動けない人と、仕事を自分から創っていける人。
  • 将来へのレールが敷かれていないと不安な人と、将来どうなるか分からない方がむしろ居心地いい人


ベンチャーに向いてない人、向いている人 via 生命保険 立ち上げ日誌
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2008/06/post-eb1e.html

  • ベンチャーは、特にアーリーステージであればあるほど、将来の姿からはほど遠い。いま、目の前にあるものはあくまでもプラットフォームに過ぎず、その上にどういうものが作られていくのか、想像する力が必要。
  • ベンチャーやってると、とにかく大変なことが多いし、不確実要素が多い。失敗する理由を考えたら、いくらでも浮かぶ。そのときに、とにかくいい方、いい方に考えられる、底抜けの明るさが必要。
  • ベンチャーの仕事は、特に、超地味。コツコツ、目の前のことをひたすらやるだけ。でも、その仕事を楽しくするも、つまらなくするも、自分次第。これは、どの仕事も一緒か。
  • ベンチャーは定義により、メジャーなブランドでない。そのニッチ感を、むしろ楽しめる人が向いている。
  • ベンチャーに就職するか否か、これも就職しない理由を考えたらいくらでも浮かぶ。自分がやりたいことが明確であり、自分がよって立つ判断軸が明確でないと、いつまでたっても決められない。「やりたいんだけど・・・」と数か月悩んだ人は結局、来なかったし、大半の人は「ぜひ!」と即決だった。
  • ベンチャーでは定型の業務がない。人数も少ないから、あまり指示も出せない。自分で仕事を作っていかなければならない。
  • 大きな会社にいると、大体何年経つとこのポストだとか、前例があるから分かりやすい。ベンチャーは将来どうなるか、まったく分からない。その不確実性を、むしろ楽しめる人でないと向いてない。


上記に該当する人は、ベンチャーでなくとも、どこでどんな事業をやっても、成功できそうですけどね。
ベンチャーに向いてる人(再) via 生命保険 立ち上げ日誌
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2008/06/post-0825.html

個人的には大企業で上り詰めるタイプも少なからず上記のような
要素を持ってないと生きていけないような気がする。


過去の経緯を見ると、誰にとっても行きたいという企業は
既に衰退期に入り始めている事が多い。


10年前(1998年)を思い出してみても、Googleなんてやっと
息吹をあげた頃だし、SIerの世界でも「Linux?はぁ?UNIXだろ」
みたいな感じだったろう。まだクラサバだったかな?


携帯電話の世界では、やっとドコモがi-modeを投入しようかしまいかとか、
液晶がカラーになろうかどうかといったところだ。
NTT Docomoは、当時はNTTの中では傍流で、左遷扱いだったらしいから。


ゲームの世界では、任天堂SCEに置き去りにされつつあった頃。


じゃあ、いまはどうでしょう?


と考えると、新卒で入社してマネージャになるかならないかの頃には
事業環境は180°とは言わないが、120°くらいは変わっていても
まったくおかしくはない。


でも、歴史が得意な人もこのときばかりは過去を振り返って、
10年後を見ようとはしないな。
自らの事になるといかに盲目になってしまうかという事
なんだろう。