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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

多様性を知る事とキャリアの相関性

今日、元コンサルタントで非常に優秀な友人とワインバーに行ってきた。


いろいろ話したんだけれども、その1トピックについて書く。


海外旅行についての話。


統計上、若い日本人の海外旅行比率が低くなってきているらしく、それを二人して嘆いていた。


彼はバックパッカーで、各国を渡り歩いた経験がある。
私は洋楽を聴き、各国の文化に触れつつ、旅行でも仕事でも海外を体験した機会がある。


お互いに、「海外の文化を現地で体験しないのはもったいない」という結論に至っているた。
また、考えてみると、成功しているビジネスマンには海外に接する機会が多いように思える。




なぜか?


外国というのは「多様性を体感できる場所」だからだと思う。


「色んな人がいて、色んな価値基準があるんだ」という事は、現地で体に染み込み、瞬間瞬間でフラッシュバックする。


海外は、先に書いた「株の暴落の体感」と同様、体感でなければ理解できない事の1つだ。


だからこそ、現地に行って、五感で体感したインパクトは忘れられない。
そして、外国の地に生きる人々の息吹を胸にしまい、帰国する。


それが実は上司やマネジメントと価値観の相違を目の当たりにした際に役に立つ。


フラッシュバックと共に「いや、彼はどういう背景でどういう基準で、その決断に至ったんだろう?」と考えるようになるのだ。


頭でっかちな若手がいるとしたら、そういう「体感」が足りないんじゃないか。


だからこそ、海外を含めて、たくさんの体験とバラバラな価値観を持った人に接する事は、今後ひどく大きなVALUEになるように思える。