Just blogged

元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

自分の根底にあるもの


「何かが頑張ろうという以前に、とことん突き詰めてしまう人の
 モチベーションの高さに引く」
っていうエントリーをどこかで見かけたんだけれど、
自分も大学時代に楽しそうに3徹とかしちゃう先輩プログラマ
に引いたもんだ。


自分は何にモチベーションを感じているんだろう?
改めてまとめてみる。

SIerに新卒で入社した理由


SIerになったのは、日本の力がこんなものじゃねえ!
ってところから。


システムをうまく構築し、付加価値の少ない作業を削減すれば、
現場の知恵をつくる時間ができ、その知恵を活かせるようになる。
そうすれば、もっと日本は強くなる。


そう思っていたから。



後は、ソフトウェア業界の美味しいところをめちゃくちゃ
持っていかれている状況にふがいなさは感じてた。


日本は特殊な商習慣で、現場が強く、特徴ある業務プロセスであるはずなのに、
業務用ソフトウェアで検討していたのはワークスアプリケーションズ
サイボウズくらい。


Microsoft/Oracle/SAP/IBM/Lotus...


また、Windowsに文句を言う人は数多くいたけれど、
「じゃあ、なんで使ってんの?」ってところにビシッと
答えられる人はあまりいなかった。



「独占してるから。」
「では、なぜ独占を崩せないのか?」
「うーん。」


マーケティング戦略だよね。
Windows95の狂想曲は覚えてるけど、あれを仕掛けたMS日本法人
には恐れ入るよ。
統一したインターフェースを提供し、ブランドをつくったOfficeの
統合戦略も素晴らしい。
だって、あくまでATOK一太郎、花子は別のプロダクトだったじゃないか。

CGMを支持する理由


id:umedamochioと茂木氏の著で「フューチャリスト宣言」というものがある。
その中で、「個人と会社は従属という形から連携に変わっていく」
というくだりがあって、プロフェッショナルを目指している自分としては
ストンと腑に落ちた。


Blogをやってたり、見ていたりして、感じてたのは
すごく質の高い記事をばしばしアップする人が確実に存在していて、
企業はお金を払ってでもその人に広報担当になってほしいって事だった。


それは、プレスブログやAMNが実現した。
アメブロはプレミアムメンバーズという形で優秀なアメブロガーを
特別扱いしている。


私自身は個人のパワーを信じているし、やはり価値を出せる人は
きちんと対価をもらって然るべきだと思う。


個人がメッセージを発するようになって、
対価をもらう仕組みも徐々にできてきた。
だから、それを加速させたいと思っている。

Geekを応援したい理由


Linusいわく

僕を含めLinux開発者は企業がお金をくれるからやっているのではない。面白いからだ。
Linuxが平常に動くことに誇りを持っている。誇りを満たせることが報酬だ。


でも、いいサービスであれば、面白いサービスであれば、
私は世にきちんと広めたい。みんなに使ってもらいたい。
誇りだけじゃなくて、きちんと対価を提供して、次の開発に活かしてもらいたい。


往々にして、Geekはそういった発想が苦手だったりする。
だから、それをどうにかしてサポートしていきたい。


最先端の人達だけで盛り上がって内輪で終わらせたくないわけです。
AutoPageriseとかTomblooとかね、使ってみてよ。

CafeやBarを支持する理由


スターバックスもいいけど、レイアウトやインテリアにこだわって
美味しい空間づくりをしている人達がたくさんいる。
そこで過ごす時間はRichだ。


いつまでも、そのこだわりを無くさないで欲しい。

で、何か?


まとめてみると

自分の根底にあるものリスト

  • やっぱりJapanが好き
    • JaPainなんて言わせたくない。NY Timesめ、うまい事言いやがって。
  • いいものをきちんと広めたい
    • いいものを創った人は対価をもらって、よりいいものを。
  • 自分の名前でメシを食う
    • 原則、自らの提供する価値が給与であるべきだから。
  • できるならたくさんのExcitingな事を体験したい
    • 行ってない国や場所、感じた事がない事がまだまだたくさんあるから。
  • 物事の裏側を知る事が大好き
    • ある程度解けた時の嬉しさったらない。
    • リアルが一番面白い。


ってところかなー。