Just blogged

元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

取り巻きをつくりたいなら、まずは実力をつける

どこの世界でも親分っていうのは、子分の中に「気概のある、魅力的な、実力派」
の社員を抱えたいと思っている。誰だってね。
だけど、「子分」になろうなんて社員には「気概のある奴」もいないし
「実力のある奴」もいるわけない。
気概や実力があれば、誰かの取り巻きになろうとは考えないだしょ。


芸人よ、お前もか。via Chikirinの日記


「おれについといた方がいいぜ?」
と以前、会社の上役に言われた事がある(現職の、ではない)。


「こんな事言うのか」と言われた事実に正直驚いたが、
まあ、個人的には正直仕事が円滑にいくならそういう派閥のポジションでも
いいと思った。
しがらみなんかどーでもよくて、結果にしか興味がない。

業務上、結果を出すために必要ならそれも受け入れます。

そういう回答をした。


しかし、考えてみると、人を惹きつけたいなら、
自分自身のスキルや魅力を引き上げる事が第一プライオリティだ。


そんな薄っぺらな口約束には、意味がなく、
すぐに裏切られてしまうだろう。


実力がある人間ほど、実力を図る指標を持っている。
よって、実力がある人かない人かを判断し、
ない人にはあまり惹かれないんじゃないかと思う。
ただし、尊敬できる要素がある人を尊重する傾向にある。


自分が実力ある上司になれば、部下はそのエッセンスを
吸収しようと、必死で学ぼうとする。
上下関係がうんぬんではなく、リスペクトされるし、言った内容が
響くようになる。
そういった優秀な上司がいる事が、優秀な社員をつくる最短の道であり、
組織の教育制度はあくまでちょっとした息抜き程度のものだ。


だから、Googleは優秀なエンジニアの時間を採用に大きく割くし、
そうやって優秀なエンジニアを雇う事が優秀な社員を増やす最短の道だと
考えている。