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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

webビジネスをやるなら、広告を売る相手を気にする

webビジネスにおいて、広告モデルは無視できない。


mixiもモバゲーもアメブロもはてなも売上の大半を広告モデルで稼いでいる。


だからといって、思慮なく安易に広告モデルに走るのは論外だが、エッジの立ったターゲット層に訴求できるなら、広告モデルは収益シミュレーション上、考慮した方がいい。


その際、広告の売り手側のビジネスのやり方や市場環境を前もってチェックしておくとよいと思う。


はてなの川崎氏は、自身のブログに広告市況のエントリを挙げるが、正しいと思う。


話を戻して。
広告の売り手側とは具体的には電通やサイバーエージェントら広告代理店やCCI、DACらメディアレップになる。
クライアント直は非常に少ないと考えていいだろう。


彼らのビジネスのやり方を知るには、

などを知るといい。


それによって、コンテンツの見せ方や設計が多少は変わるかもしれない。
インパクトのない範囲で、それも仕様に折り込むべきだろう。


次は市場環境だが、手っ取り早く知るにはIR資料を調べるといいだろう。
総合広告代理店やインターネット専業広告代理店の主だったところは、全て上場している。
例えば、媒体別売上を見ると、最近は、

  • OOH(屋外広告)
  • インタラクティブメディア(Web+モバイル)

が伸びていて、それ以外のメディア(特に新聞が顕著)は昨年度比売上減が続く。


これらを理解し、未来を予測し、これから必要となる需要に対して先手を打つ。
そういうやり方は必ずしも正しくはないが、頭の片隅に入れておくといいと思う。