で、本当にソーシャル系Webサービスは浸透するの?
めちゃくちゃざっくり分けると、下記のように感じていて、
各カテゴリー間にとてつもない壁がある気がしてる。
(こう分けてしまうのは、人間のラベル分けのようで
不快かもしれないけど、説明のため、このように表現します)
- カテゴリー1
Web2.0が盛り上がって以降、
カテゴリー3にいないと、とてつもない機会損失をする気が
していたけれど、結局自分もあまり意義が見出せなくなってきた。
費用対効果として、時間の使い方として適切なのかな?と感じて、
時間配分を考え直そうと考えている。
カテゴリー3のひとはそこだけのコミュニティを眺めて、
- 全部共有すべきだ!
- クローズドなサービスは、オープンにすべきだ!
- セレンディピティがめちゃすごい!
と思っている。(かくいう自分も)
一方、カテゴリー1、2のひとは、リテラシーの向上につれて、
カテゴリー3へ変化すると思われていたが、
一向に変化していないんじゃないかな。
事実、自分は2007年初めから意識してカテゴリー1、2のひとと
交流しているけど、mixiやモバゲーの外に出る気配は一向にないし、
カテゴリー3のサービスは、そもそも認知されていない。
個人的には、カテゴリー1、2の人が一般的な消費者像だと思う。
カテゴリー3のコミュニティ内でセミナーとかやって盛り上がり、
可能性ばかりを議論するんじゃなくて、
他のカテゴリーのひとをいかにカテゴリー3へ
引っ張ってくるか、を考えた方がいいのかもしれない。
でないと、そもそものマーケットサイズが小さいままだから、
ビジネスとしても広がっていきにくいんじゃないか?
ビジネスとして広がらなければ、開発者もHappyになりにくい。
だから、カテゴリー1、2のひとに対して、
明確なプレゼンをしていく事を担う役割が今後必要になるよなー
とか思う今日このごろ。
- p.s.
ブログはホリエモンがマスメディアを経由して
認知を広げたが、それでもアクティブユーザー数では
mixiに全然勝てていないだろうね。
(放置ブログはたくさんあるけど)
また、ソーシャル系のWebサービスは
誰もマスメディアからアプローチできてない。
そこでというか、年末年始、GREEとモバゲーが
TV CMをバンバン流していた。
アピールしていたのはゲームがタダで出来る、ということ。
会員登録まではそれでいいと思う。
TV CMというマスメディアで、サービスを認知させ、
インセンティブとしてのゲーム提供で、会員登録の敷居を乗り越えさせる。
このプロモーションで12月、1月でどれだけユーザー数が
伸びたか、発表を楽しみにしたい。