LEXUS誕生から一ヶ月
販売実績は以下のようになった。
旧車時代に比べ、販売価格は百五十万円以上高くなっているが、台数は十倍以上に増えた。
話題性を加味しても、成功と言えるだろう。
ただ、以下の問題が垣間見える。
- 地域格差:東京と愛知がそれぞれ二割を占めていること
- 顧客ターゲット:トヨタ車からの乗り換えが八割を占め、乗り換えターゲットとしているBMW、ベンツからの乗り換えは5%に留まっていること
- 何より「BMW:走行性」、「メルセデス・ベンツ:安定性」に対抗するLEXUSのテーマが見えないこと
来夏にはLS(旧セルシオ)の投入が予定され、セルシオの現在のポジションや販売台数から見ても、大きな動きが起こるのはそれからだと思われる。
モデルも現在の形と変わるようだ。
それまでにブランド認知、店舗サービスレベルの確立を進めておく必要がある。
LEXUSの今後に期待したい。
data source by 日経新聞