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元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

MOUSSYが主張するもの

20代の女性を中心に、女の子に人気な「MOUSSY

テーマは【LUXURY CASUAL】

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デニムをCASUAL UPし、ファーはDRESS DOWNさせる。
その融合によって新たしく艶やかなSTYLINGが生まれる。

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ここで、そのスタイルのイメージが浮かんでいる時点で勝ちなのかもしれない。
東京にはこういう服装を、綺麗に着こなしている女性が多い。

MOUSSYを経営するのは、元は109のカリスマ店員だったという森本容子さん。
(109っては東急系列なんです。実は、とお(10)きゅう(9)なんですよ。
へぇ。)

わたし自身は服をつくるための専門の勉強はしていません。
スタイリングやフィッティングがすべて。


でも、販売という仕事を通して、お客さんがどんなものを求めていて、
どんな風に着こなすときれいに見えるか、どこがどうだったら売りやすいか、
というリアルなニーズに関しては自信がありました。


そんな現場側からの服づくりをしてみたいという思いが膨らみ、
ブランドを立ち上げる決心しました。


今思えば、ずっと自分が着たい服が着られなくてフラストレーションが
溜まっていたので、本当に着たい服がつくりたーい!
という思いが強くなっていたのかもしれません。


何でもいいと思うんですよね
好きなものを見つけてアルバイトでもいいから
とりあえずそれに触れるようなことをしてみて


それが向いていればそれに向かって進めばいいし
向いてないな間違えたと思えば
また違うことをやってみればいいと思うので


なんでも興味のあることは
やってみればいいんじゃないですか


森本容子
PLATINUM MOUSSY 社長


彼女には服飾の専門性はなかったけれど
でも、逆にユーザの視点からそれを突き詰めた。


「このお客さんならこう着れば、もっと綺麗に見えるなぁ。」
「こういった商品が欲しいなぁ。」


好きなことだったから、とことん突き詰められた。
お客さんのすぐそばにいた。だからこそ自信があった。


マウジーのターゲットになっているのは、cancamの山田優さんに
代表される「カッコ可愛い」スタイル

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格好いいけど、可愛い

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そうやって個性を主張する女性が増えた。


どういうトコがいいの?と聞くと

  • カッコいい
  • 細身でラインが綺麗にでる
  • 店の雰囲気がいい*1
  • 店員さんが細くてカッコいい
  • 雑誌の評価が高い


そういや昨今、女性の方が元気なんじゃないかって思うくらいだ。
そうして輝ける女性が増えることを森本さんは目指しているのだろう。


間違えることを恐れてはならない。
「もしかすれば、これが転機になるかもしれない」
と飛び込んでみることを勧める。


あなたの知らなかった強みが見つけられるかもしれない。
道は一本ではないし、突然あなたの前に姿を現すかもしれない。


知識があるから?経験があるから?安定しているから?
そういったことに縛られていないだろうか。


好きなことを見つけて取り組んだとき、その人が変わる「瞬間」なんだろうと思う。
学生のときに、既にその種はまかれているはずなんだ。


好きっていうのは、それだけで大きなアドバンテージ。
好きなだけで、普通の人が「ここらへんでいいか」って思ってしまうところを
まだまだとことんやれる。
たったそれだけの違い、だけどそれがいつしか大きな差になっていく。


あなたが一番輝いているのは、どんなときですか?

*1:例えば、Black Moussyは黒基調で、白やピンクなど明るめの色をベースにした
店構えが多い中、かなり異色