Just blogged

元SIerの今はWebビジネス中心なヒトが日々のトピックを綴ります。

キャリア

プロフェッショナルは自らの強みを売上につなげ、スペシャリストは強みを作った段階で満足する

プロフェッショナルとスペシャリストの違いについて。 知人の若きベンチャー社長がおっしゃっていたのは、 突出した強みを持っているだけでは、スペシャリストでしかない。 その強みを売り上げに結びつけてこそ、プロフェッショナルだ。 という事でした。 で…

てめぇでメシを食っていくチカラを養えるベンチャー企業

SIerであった大企業とベンチャー企業を比べたとき、 後者だからこそ養えるものとして、「てめぇでメシを食っていくチカラ」 があると思う。 例として、SIerで「受注する」という時、 財閥関係を含む過去の連綿とした関係 財務、信頼としての与信 企業として…

自分のExpertizeに特化する事の大切さ

「それは君のExpertizeじゃないよね?」と社長に言われました。 んっ? と思ったんだけど、Expetize(エクスパティーズ)は「専門性」とか っていう意味ですね。 思い返せば、自分が大企業時代に「おかしいんじゃないか?」と感じていたのは、 「やれる人にや…

広告業に携わって良かったと思える事

私たちが普段何気なく目を通している広告制作物(クリエイティブ) は裏では、膨大なコストがかけられ、やり取りが行われ、葛藤があり、 その上でつくられた事を肌で知った事。 だから、今まで見過ごしていた広告制作物を作品として 見るようになったし、そ…

ベンチャー企業として新卒採用・中途採用どちらを優先すべきか?

ベンチャー企業において、採用は事業の伸び率を勘案する際において 大きなファクターである。 今回は、その点について、エントリする。 ※ここで書くベンチャー企業は未上場で数十名規模(30名以上) 規模を考えていただきたい。 ベンチャーに新卒は必要か? 以…

飢餓感とキャリア

1) 高パフォーマンスをドライブするのは飢餓感である。 これは原体験からくるもので、どんなに学生を厳しく指導しても、 飢餓感だけは教えられない 2) 苦痛を楽しむくらいの変態、マゾでないとやれない仕事がある。 生まれながらにそうである人は少ない。 自…

取り巻きをつくりたいなら、まずは実力をつける

どこの世界でも親分っていうのは、子分の中に「気概のある、魅力的な、実力派」 の社員を抱えたいと思っている。誰だってね。 だけど、「子分」になろうなんて社員には「気概のある奴」もいないし 「実力のある奴」もいるわけない。 気概や実力があれば、誰…

ロジカルシンキングの要素を仕事に取り入れる事で効率が上がる

欧米は多種多様な人種と交流するために「他人に説明するためのスキル」 が比較的優れていると思う。 中国のような広大な国においても、少数民族を考えると 多様な民族がいる事になる。 対して、日本人は島国であり、共通の文化であるがゆえにそのスキルが ち…

叱責すればなんとかなる時代は終わった

同じミスに対して何度も部下を怒っている(叱責している) 上司がいるとする。 はっきり言ってしまうと、そのような上司は無能だ。 これは、叱責する事に対して、自分がかけているコスト (時間、ストレス、周囲への影響)を意識していないと言えるし、 本質を見…

意思決定から逃げない、保留しないクセをつけた方がいい

意思決定から逃げないっていうのは大事だなと最近思う。 意思決定から逃げる人は仕事上だけでなく、 必ずプライベートでも同様である。 意思決定から逃げるという事は意思決定を保留する事とイコールである。 そして、経験上数年経ってもその傾向は変わらな…

自分の根底にあるもの

「何かが頑張ろうという以前に、とことん突き詰めてしまう人の モチベーションの高さに引く」 っていうエントリーをどこかで見かけたんだけれど、 自分も大学時代に楽しそうに3徹とかしちゃう先輩プログラマ に引いたもんだ。 自分は何にモチベーションを感…

新卒でベンチャー企業に入る際の注意点

ファーストキャリアは非常に大事だ。 そこで体験した事や身に着けた事はその後のキャリアに 大きく影響してくる。 大企業からキャリアをスタートさせる事と ベンチャー企業からキャリアをスタートさせる事について、 色々と最近思うところがあって、書く。 …

多様性を知る事とキャリアの相関性

今日、元コンサルタントで非常に優秀な友人とワインバーに行ってきた。 いろいろ話したんだけれども、その1トピックについて書く。 海外旅行についての話。 統計上、若い日本人の海外旅行比率が低くなってきているらしく、それを二人して嘆いていた。 彼は…

everybody wants to be us by プラダを着た悪魔

ネタバレあり。 広告的に見ると、タイトルに「プラダ」を入れてしまうなど、 劇中などに自然と商品を露出させる手法「プロダクトプレースメント」 の極みなんですが、劇中ではプラダというワードは出てこない。 シャネルとかは出てくるけれども。 おそらくア…

僕は経済の経緯を知っている

僕は知っている。 少なくとも以下の事を。 吉野家が牛丼並250円だった事を。 圧倒的なシェアを誇り、追随を許さなかった任天堂が SEGAやNECではなく、ゲーム市場では新興のSCEに完敗を喫した事を。 AppleがiMacを出した時の市場の反応を。 ポケットベルからP…

大企業と安定の関係

いま、目に見えるものでしか判断できない人と、目の前にあるものを基盤として、将来何が作れるかまで見通せる人。 悲観的で物事のネガティブな点や人の欠点ばかりが気になる人と、とかく楽観的で物事のポジティブな点や人の長所をくみ取れる人。 現状に飽き…

財閥と企業の過去のつながりは知っておいた方がいい

これは特にベンチャー畑の人は接点があまりなく、 知らなかったする事が多いとは思うが、知っていた方が 役に立つ知識(かつあまり表に出てこない知識)として 挙げておきます。 それは「財閥と企業の過去のつながり」についての事です。 Wikipediaのリンク…

エネルギーレベルと人間力

エネルギーレベルと人間力という考え方について、 話を聞いたので、エントリ。 起業家として成功しやすいのは、エネルギーレベルの高い人間である。 ビジネスにはややグレーなところがあり、交渉力を用いて やや強引に商談を進めなければならない場合も多々…

妄想はビジネスセンスに繋がる

左脳の論理性と右脳の創造性 一点集中の虫の目と俯瞰する鳥の目 主観性と客観性 経営者と従業員 自社とクライアント 事業者の考えとユーザーの考え どちらかだけでは足りない。 これらの間をいかに早く、的確に、アタマの中で行き来できるか? それがビジネ…

コンサルティングファーム畑と事業会社畑

コンサルティングファームの良さが語られる事があっても、 対比して事業会社の良さが明確に語られる事は滅多にない。 コンサルティングファーム畑の人は、明確なロジックや方法論に基づき、 レポートを出す。 第三者の目線で、社内の人間関係に依存せずに、…

Webサイト構築はまさにマーケティングのプロセスを体感できる

Webサイト構築のプロセスっていうのは、まさにマーケティング のプロセスだなと思う。 Webプロダクションが総合広告代理店、インターネット専業広告代理店を 凌駕し始めているのは偶然ではない。 Webを中心としたマーケティングの経験知の違いだ。 例えば、W…

マイノリティ(少数派)のメリット

自分は望むか望まないかに関わらず、自分の基準で動いてきたような気がするので、 基本はマイノリティ側だった。 音楽でも「NIRVANAが!」とか「Oasisが!」とか言っても、 みんなそんな外タレバンドは聴いてなかったりするわけです。 就職活動も自分なりの…

仕事の型を身につけるのに3年は必要なのか?

陸上競技の話でも、プログラミングの話でも、ゲームの話でも、 すべてに共通するのは、 「型」が身について自分のものになるまでには それなりに回数をつまなければならないし、 逆に「型」なしで自分のスタイルで始める場合にも、 自分なりの「型」が見えて…

洋楽から学んだいくつかの事

Nirvana nirvana - smells like teen spirit Nirvana聴いてなかったら、人生変わってたかもと思ってる。 そんくらい影響を受けてる。 アンダーグラウンドを求める自分が表舞台に引きずり出され、 先頭に立ち、スタンダードになってしまった事のジレンマに 耐…

戦略思考と現場思考のバランス

先日、マネージメントチームと話してて出た話題。 コンサルタント的な戦略思考と現場に則した 現場思考のバランスも大切だよねという話。 うちのマネージメントチームはMBAホルダーが多いけど、 戦略思考だけでなく、現場思考も重んじるバランスタイプ だな…

クリエイティブジャンプを生むプロセス

有名な広告デザイナーの講習など受けていると、聞いていて 「思考の道筋はわかるのだが、なぜそれを思いついたのか?」 という事例などによくぶち当たる。なぜ思いついたのですか? と聞いても仕方がない。思いついたから思いついたのだ、 ということになっ…

Webプロダクションにはなぜインタラクティブなアイデアがあるのか?

「アイデアを生むプロセス」 これはまさにインターネット広告において欠けがちな観点では ないかなと思った。 「クリエイティブジャンプを生むプロセス」 http://d.hatena.ne.jp/makoto_way/20080622/p1 Projector.incからは「UNIQLOCK」が生まれ、 バスキュ…

SIerに自分が向かないと思った理由

クライアントのビジネスプロセスを変革させる部分はRFPの策定時点で終わっている事が多い。 クリエイティビティを発揮できるのは、RFPとして出てきたものをいかに落とし込むかというところ。 クライアント基準のプロジェクト体制や運用体制に合わせざるを得…

サービスを使ってない人にあーだこーだ言われても、ね

書籍「おもてなしの経済学」の中で、元Microsoftのエンジニアであった 中島氏が MBAに行かないで、MBAなんて意味がないって言うんじゃなく、 行ってから言ってやろうと思って。 反面、自分の次のステップもそこにあるかもしれないっていう 期待もある。 と書…

自分が一緒に働きたい人材像について10個挙げてみる

最近、自分が共に働きたいと思える人材はどういう人材かを ふっと考えてみた。 イコール自分ではないので注意。自分もこのように在りたいと思います。 主にビジネスの観点で考えています。 1.発言と行動が一致している 言わずもがなで、自分の中で第一プライ…